alone in the night

In the dark, in the quiet.

movie:ラストナイト・イン・ソーホー

アニャ・テイラー=ジョイ扮するサンディが気になって仕方なく、普段ホラーなど絶対に避けるにも関わらず観てしまった。

映画の前に「ダイアナへ」とあり、本作が遺作となったダイアナ・リグへのものであるが、Wikiをみたらエロイーズのバイト先のオーナー役も遺作になったみたいだが…大した役ではないから割愛か?

 

冒頭のタクシードライバーめっちゃ気持ち悪い。ロンドンってこういうやついますよという説明なのだろうけど、これだけの登場にも関わらず残ってるのは、ナイトクラブを使うことはなくともタクシーを使うことは自分でもあり得るからだろうか。

 

エロイーズの母はロンドンで潰されて心の病を抱え田舎に帰りエロイーズが7歳の時に自殺したと。エロイーズと同じ真実に辿り着き大家に殺された?という考察をみたが、冒頭で祖母が母にはエロイーズのような力はなかったと言っていたから大家は無関係だろう。母の死は単純にエロイーズが見えないものが見える力があることを指し示すために幻影で現れるだけ、あとは周りがエロイーズが変な子だと確信することの根拠の一つに過ぎないだろう。エロイーズも祖母も母を話に出してくるところが死者を置いてけぼりにしていなくて好き。あと母役美人だった。

鏡の奥に現れた後次のシーンでは消えていないといけないので慌ててはけるところメイキングシーンがお気に入り。

 

元警官のリンジーはエロイーズに問い詰められた時はっきり自分の素性言えばよかったのでは。思わせぶりなのは何だったのか。

サンディを探しているみたいだったが普通に見つかると思うのだけどな。あのアパートに今も住んでいて、サンディの本名(アレクサンドラ)も知っているんだから。

車に轢かれたのは度々轢かれかけるエロイーズとの対比と、正体の種明かしのため?重傷と言われていたが助かったのかな。

 

 

大家、刑務所には行かない!と話していたが、時効では?イギリスでは殺人に時効ないのかな。あのあとエロイーズは新しくアパート見つけたのかな。大変だな。図書館でジョカスタを刺殺しかけたけど大ごとにされなくてよかったね。

ラストシーンでファッションショーに抜擢されて、揶揄ってた同級生からも称賛されていたけど、それは映画の出来事関係なく、エロイーズに元から才能がありかつ恐怖体験で参っている中もバイトもしながら研究に励んでいたからだよね。すごい子だと思う。