alone in the night

In the dark, in the quiet.

new word

英単語

gracious(adj.) (偉い人が下の者に対して寛大な心で)丁重な、親切な、やさしい

compensate(v)補う、補償する

linger(v)居残る、残存する;手間取る

thrive (v)健康に育つ;目標を達成する

promenade(n)散歩、遊歩道(v)散歩する

ephemeral(adj.)つかの間の、儚い

 

その他

ピアッツァ 広場(イタリア語:piazza)、ベランダ

もんもん 入れ墨のこと

最近遭遇した腹立たしい話を2つ。

 

先月、特定記録で郵便を出すことになり近くの小さな特定局の窓口に

「これ特定記録でお願いします」

と言い封筒を見せると窓口のおばさんは

「はい?」

と聞き返したためもう一度同じことを言うと

「他のお客様が待っているのでそちらでお待ちください」

と誰も居ない椅子を指した。

もし、店外に客がいたとしてもだ。それならせめて1回目でそう言えや。

特定記録での処理を知らないからこういう対応をしたとすら思うわ。

 

そしてその特定局の次に家から近い普通の郵便局では、

何度声をかけても窓口の人らは全員無視。目を合わせないようにパソコンカタカタ。

目が合っても無視。少々お待ちくださいくらい言えや。

 

3つめ少し遠い郵便局でやっと出せた。前2つが何だったのかわからないくらい普通に。

 

 

もう1つ。先日親戚が亡くなって故人が入院していた病院に来るよう家族に呼ばれ向かったら故人の服装を取り替えている最中だったため個室の前で待っていると

看護師の笑い声。

作業に失敗して笑ったのだろう。看護師たちにとっては入院患者の死は日常なのだろうけれど、それにしても死者への尊厳がまるで踏みにじられていた。

部屋の外で非日常に悲しんでいる遺族感情も無視する酷い有様。

泣き崩れる未亡人に対しても

「椅子座ってくださいねww皆さん心配するのでww」

と笑いながら対応。

この病院にはかかりたくない。

 

 

movie:チョコレートドーナツ

79年のアメリカで、ゲイバーのパフォーマーと検察官が恋に落ち、パフォーマーの隣人のダウン症の息子を養子にしようとするが迫害に遭う映画。結末を大筋で知っていたから息子が人形を片手に1人夜の街を徘徊するシーンを見ても泣かずにすんだ。

 

2人を子供の親として見る養護学校の先生などまともな人が居たことと、検察官をクビになり、息子を失い、最終的に息子は家(母親と過ごした家ではなくゲイカップルと過ごした家を指す)を探して衰弱死しても2人が別れはしなかったこと、どこかで未来を見ていることが救いだった。あとパフォーマーが憧れていたシンガーの夢を叶えた点はとてもよかった。

 

ハロウィーンでの女装は言いがかりだし、人形は2人と出会う前からお気に入りだったし、こじつけでとにかく子供をゲイカップルから引き離そうとする人たちが悲しかった。みんな実の親に恵まれないダウン症の子供のことなどどうでもよくて、ただゲイが一人前に堂々と表で幸せになっていることに腹を立てていただけのような気がする。年老いた裁判長と思しき女性は少し考えを変えていたようにも見えたけど。

 

検察官の上司は元々部下が嫌いで蹴落としたかったのか、あるいはゲイだと知って部下が汚い物にしか見えなくなったのかわからないけれど、クビにしたあげくダウン症の子供を育てられないことが明らかな母親に仮釈放を餌に再び養育させるのは酷すぎる。整った環境深い愛情を備えたゲイカップルよりネグレクトで薬物中毒の実の母親のほうを法律は優先することがむなしかった。

クビにした部下は自暴自棄にならずに息子と暮らすために戦い続けたし、自らの汚い行動による最大の被害者は迫害相手の部下ではなく面識も無い小さな子供という悲劇。

 

相棒17 #4#5

先週放送の#4で突如現れたシャブ山シャブ子にネットが騒然となった。薬物中毒者にこんな人(症状)は居ない、偏見を助長しかねないという精神科医のコラムもあった。そのコラムを炎上商法乙といっていた人も見かけたけど、実際お医者様が恐れる偏見を助長しかねないだろう。とはいえそもそも他の精神疾患と違って*1騙されて打たれた呑まされた場合を除いたら薬物中毒には自己責任論が存在するから偏見も何もない気がする。

 

それより私はシャブ子に撲殺された刑事がいたたまれなかった。間違ってたとはいえ自分の正義を信じていたけれど上司からは駒扱い、黙認していた相手は本物の悪人、一時タッグを組んだ正義の塊杉下には当然見放されてあの最期。まさか自分が黙認していた相手がヤクザだとは思わなかったようで最後公園で裏切られていたことを知ったときが痛々しかった。花の里でお祝いはここでしたいと言っていたシーンを思い出すと悲しい。なにも殺さなくても。1話で最低1人は死なないといけないノルマがあるんですか?

 

薬物中毒者への偏見云々はどうでもいいけど話題性狙いのために不要な残酷シーンが入ったことに少し気落ちした。たかがフィクションに考えすぎであることはわかっているが、私はこういう性分なんです。

 

そして今週の#5。星野を脅していた同級生のチンピラが堕落したのは、誤って部長を事故死させたことも一因では無いかなと思う。図らずも人を死なせてしまったことで無力感か何かに陥り今まで真面目に勉強してたところから堕落し今現在のチンピラ生活に至ったのかな、と本編では一切描写されなかったけどそんな妄想をした。

また結局誰も殺していない上に情状酌量起訴猶予になったにも関わらず天文台は天才天文学者を首にするんですね…。天才を失う損失より世間体か。殺人未遂を軽視しているつもりでは無いけども。

ゆるしてやったらどうや

*1:依存症は精神疾患に含まれるそう。

有用

豆腐に少なめの大豆粉のパンケーキミックスとおからパウダー(キッコーマンの細かい粉末のもの)を混ぜてレンチンした蒸しパン、まあまあ美味いしすごく腹持ちがいい。お腹がすいたらこれ食べておくことにした。

 

数ヶ月前にツイッターで見たレシピをアレンジしたものなんだけどかなり有用な情報を手に入れてしまった。オリジナルは普通のパンケーキミックスと同量、たしか150gの絹豆腐にオリーブオイル大さじ一杯だった。

book:マクダ

『ロリータ』の原型となった作品。中年男が若い女に惹かれ、身を滅ぼす点では似ているが、本作は単なるだめな中年男の愚かな浮気話という感じで、『ロリータ』のような狂気がなかった。以前読んだ『ロリータ』や『アーダ』に比べたらわかりやすい内容だったが、後味の悪い結末だった。

 以下ネタバレ

クレチマル

クレチマルが旧友の小説でマクダとホルンの関係に気づいたのは、前々から2人の関係に薄々気づいていたからだとしか思えない。でないとあれで気づくわけない。旧友は2人のことを知らないのだから。

ホルンを追い出すかマクダを諦めるかしておけばよかったのに。裏切られていると感じても身を引けないのかな。悲しい。しかもマクダは最初からクレチマルに好意など寄せておらず、結婚してくれたら立場が安定していいな、くらいでしかなかったことがより悲しい。心は一度自分を裏切った醜男ホルンの物だったことが。ホルンもホルンでマクダが本当に好きだったみたいだし。仲間はずれの哀れなクレチマル。家庭を裏切らなければよかっただけの話なのだけど。

 

その後の暴走もマクダと心中するつもりだったのだろうが、心中の完遂よりつらい結末に終わってしまう。あそこで死んでいた方がまだよかった。盲目になってマクダとホルンにもてあそばれ一旦はもといた家に帰るが来訪者の手引きでマクダの元を再び訪今度こそ射殺しようと試みるものの盲目でうまくいくはずもなく。あっけなかった。

 

マクダを射殺して刑務所エンドのほうがよかったと思ってしまったのだけど、盲目のまま犯罪者として妻義弟にも見捨てられるのとあそこで死ぬのはどちらがつらいのだろう。失明がわかった時点で酷く落ち込んでいたし、そこからクレチマルが明るくなることはなかったけど、彼は死にたかっただろうか。

 

かわいそうといえば、夫に裏切られ娘に先立たれたアネリーゼもかわいそうなのだが、支えてくれる弟がいるからまだいい。夫がいなくなって生活が困窮したような描写もなかったし。

 

マクダ

本作の時代の女性は男性に依存しなければ生きていけなかったのだろうか。子守や家政婦もいたし必ずしもそうではないと思うのだがマクダはそういう生き方はしたくなかったのだろうな。ホルンとの再会まではそんなに嫌な感じがしなかった。妻と離婚してくれないクレチマルに焦りを感じるのも仕方ないし、クレチマル失明事故だって彼女だって死んでいたかもしれないから献身的になれないのも仕方ない。ホルンはクズだけど彼女はそこまで悪女だと思えないのは何でだろう。最後も過剰防衛程度だし。

生い立ちと、映画上映のシーンはかわいそうだった。ドリアンナは性格悪いと思ったけれど成功してる女優なんて大体あんなもんか。

 

***

主な登場人物一覧に、ほんの少ししか出てこないし重要人物でもないキャラクターを載せるのはいかがなものかと思った(笑)。人物紹介はクレチマル、マクダ、ホルン、マックス、アネリーゼだけでよかったのでは。

 

 

 

 

下方修正

この間ほぼ全巻揃っている某十二支漫画をなんとなく読み直したら、犬のクソさと主人公と猫の恋愛脳化にゲンナリした。

 

神様がひどいという人は多いけれど、私は神より犬の方が性格が悪すぎて嫌い、あいつさえもっと適切な振る舞いをしていたら怪我したり精神的苦痛を負ったりしなくてすんだキャラクターが何人もいるし、あいつが苦手な親戚はいっぱいいるはず。挙げ句の果てには母娘丼だし。にもかかわらずその辺の反省はほぼなく狙っていた当主の婿ポジにおさまってめでたしめでたしはないなあと。

 

あと聖女キャラなら最後までそれを貫いてほしいので、急に猫が幽閉されなきゃ後は何でもいいみたいな態度を出されて困惑した。雨の中、鳥を刺して徘徊していた神との遭遇のシーンでも、猫を自由にするためにこいつを言いくるめようと思っての行動にすら見えてしまった。あと亡母を天秤にかけて捨てるような描写にはひどくがっかりした。母親はお前と亡夫を天秤にはかけなかったと思うぞ。

 

また聖女という非現実には非現実のままでいてほしいくせに、会計みたいな根暗で変な女子といった現実的なキャラには男性(しかもかっこいい)に理解されて恋人になるなどといったシンデレラストーリーを持ってきてほしくなかった。彼女はこれが現実なら変な子で単なる役員同士の関係のまま、ネズミが卒業したらそれで終わってたと思うしあまり受け入れられなかった。

 

昔読んだときの印象とかなりかけ離れてしまって、自分にがっかりした。もう漫画読むの控えよう…