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book:日本人の食育

日本人の食生活や意識に警鐘を鳴らしている本だった。食料自給率、食生活と食育、トクホと栄養機能食品、健康食品(この本は機能性表示食品制度発足前に書かれた)、食品添加物や農薬、その他への過度な恐れ、食とエネルギー、食と農。食を広範囲から見ていた本だった。


  • 食生活

外国からいろんな品が入ってくるようになり、日本人はぜいたくになったという。確かに、生活習慣病は食生活が大いに関係している。食と健康について知り食生活を見直すことで食の大切さを再確認し栄養の偏らない食事を意識するようになるのではないだろうか。そのためには、今の労働環境を改善する必要もあるように思えた(今こんな話したくないけど)。
身近に農業や漁業と触れ合える機会、環境(学校に畑を用意して授業で用いる、市民農園を活用する、グリーンツーリズムなど)があれば食のありがたみも理解できるのではなかろうか。そうして飽食が減ってゆけばいいと思った。

旬でないものの栽培にはエネルギーがたくさんかかる。エネルギーは貴重な資源であり、例えば冬に夏野菜をほしがることによってそれを浪費させているのだ。季節の物をその時期に食べる喜びを知ろう。


食料自給率は一人一人の食生活によって良くなる。つまり、日本で育てやすい作物をよく食べ、生活習慣病につながる食事(油脂分の多い食事など)を控える輸入量が減り自給率が向上するだろう。

つまり米食、魚食を増やして、パン、麺、肉を減らす。
コムギの栽培に適した地方では、コメの裏作としてもっとコムギ栽培を取り入れたらどうだろう。また、ダイズも入れて二年三作を行う方法を聞いたことがある。そうしたら土地の有効活用になり自給率も上がると思うのだけれど、あまり浸透していないことから察するにそんなに簡単な話ではないのだろう。やはり人手が足りないのだろうか。

  • 添加物・農薬

食品添加物は必要だから入っている。ADI(一日摂取許容量。動物実験から得た、一生涯食べ続けても影響のない量(最大無毒性量)に1/100をかけた値)に引っかからないように入っている。そもそも自然物にも致死量はある。
また農薬を使わないと病虫害による減収で食料自給率が下がる。

食品にゼロリスクはなくて、リスクを最小限にしてからそれを消費者に伝えることで、ごく小さなリスクをわかってもらうことが大事。でないと農薬や食品添加物GM食品などを過度に懸念する人は無くならない。

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