alone in the night

In the dark, in the quiet.

駄文

もう辞めたが以前少しだけ婚活をしていた。まず他県の婚活イベントに参加してその後連絡先を交換できた2人と1~2回会ったがダメだと思い、切った。

 

1人は20代フリーター。正直顔もよくなかった。

曰く「女の子と話したことがほぼ無いので練習しようと婚活イベントに参加したが、30代の年上の人ばかりだった。」

 練習台ですと相手に言ってしまえる神経がわからない。バカなんだろうな。

 しかもそいつはピアノリサイタルなどという20代が20代を誘う先とは到底思えないイベントに誘ってきやがる思考停止さを見せ*1、さらに2時間以上掛けて電車で来た私に対し、リサイタル開始時刻の45分も前に到着させては暇を弄ばせ、挙げ句の果てには演奏中は終始つまらなそうな顔。

そして仕事や家の愚痴。

次は私の地元の近場にしようと言ってきたものの土地勘も無いくせに仕切りたがる謎さからの散々謎の上から目線の末に商業ビルでウィンドウショッピングを提案してくる始末。それ楽しいんですか?

からの当日は指定した待ち合わせ場所と異なる場所へ勝手に行き「こっちのほうが商業ビルに近いから」と事前報告も謝罪もない有様。

まずいと思ったのか数分ごとに着信があったけどラインをブロックして帰った。

 

もう1人は30代。多分会社員だが今思えば派遣かもしれない。実家は地方にあり長男でない点ではいいと思ったのだがハゲ。婚活イベントに参加した時は謎の強迫観念で「ハゲでも我慢しなければならない」と考えていた。我慢なんて続くわけもなかった。

 ハゲと初めて2人であったときはランチだけで終わりまあまあ悪くは無い印象だったがやはり仕事の愚痴が垣間見える。それでもまあ2回目あってもいいかなと思ったその2回目がダメだった。要はノープランだった。ノープランはグダるということを何故知らないのだろうか。知っててプランを練るのが面倒かつ私に投げたくもないのだったらクソだ。ハゲでクソ。

私のマイカーが軽自動車だと知ると笑ってきた。男と違って車にこだわりねーんだよそんなことも知らねーのか。

私が会話で「コンシューマーゲーム」と発言するとよく知ってるんだねと言ってくる。根底で私をバカにしてるのが見えて透ける。っていうかそんな単語知らなくても支障ないし。

歩きながらジャンパーのポケットに手を突っ込んで縦にブンブン振り回す。デカいハゲが。

超キモい。

正直小学生がしていても注意するよこんなの。なんの癖だよ。

私がお笑い好きだと話すとドリフやボキャ天の話をして、私が「世代的に知らないですね」とだけ言うと何故か見るように勧める。興味無いんですけど。そして私の好みにはスルー。そのハゲ関係なく視聴する機会があったが正直私には合わなかった。ネタにもよるだろうが下品なものがあって、それを婚活相手の女に勧めたのかと思うとハゲが気持ち悪くなった。

1番無理だったのはカラフルで丸いあられがのったソフトクリームが売られていたのだが、それを見て指さし「これ鹿のフンをあしらってるのかなw」

キッショ!!!

ゴリラの鼻○そなど食品を汚物にたとえている商品は存在するが、そんな意図はそのソフトクリームには無かった。食品を汚物にたとえる行為が生理的に無理な私は、金持ちでもないポケットブンブンアラフォーハゲと我慢して田舎で暮らすなんて無理だと確信して、次の日にラインをブロックした。私の態度から向こうも縁が無いと思ったのだろう、当日中に一応送ったラインは未読のままだった。

 

イベントでは効率が悪いと考え、今度は相談所に登録した。登録にあたり用意するものが色々あり正直手間であったしお金もかかったが投資と割り切ったが、勤務先を書かねばならないのが1番苦痛だった。

何人かから申し込みがあってはプロフィールでお断りを何回か繰り返し、会ってもいいかなと受諾した30代男、これがダメだった。

詳しいことは書けないが初日で私の地雷を踏み抜いた。こういう考えの人間はすっごく苦手なのだが、まさにその職業の人間と合っているのだからある程度仕方なかった。

またやたら「現金は不安定だ、金(gold)を持っておくべきだ」などと初対面の人間に対して気持ち悪いことを言っていた。このまま関わってたら金買わされたのかな。

ただこの時点でダメと即判断できなかった。

ラインを交換したがアイコンがいらすとや……舌を出していわゆるてへぺろをしているスーツ男のいらすとだった。そもそもいらすとやがあまり好きでは無い私にとっては心底気持ち悪かった。自撮りの次に嫌かも。そして送ってくる文章はおじさん構文。使用するのはもっぱらライン専用の絵文字だった。おそらく四分音符なのだろう座薬にしかみえない黄色の絵文字を多用しており心底気持ち悪かった(語彙力が無いため二回目)。

2回目会ったときにはコロナを言い訳にノープラン…かと思いきやショッピングモールへ連れて行かれ全く意味も無く1~3Fをほっつき歩かされる。そして1Fのフードコートでドーナツ1つで何時間も会話。高校生じゃないんだからさ。どうせ割り勘なのにどうしてフードコートなのだ。「フードコートは自分の好きなものが選べて好きなんです」それを婚活時点で女に押しつけるのすごいですね。「県の人口何百万人いるなか感染者は何人ってたった2%ですよね?そんなに深刻じゃないでしょう?」などとコロナ軽視発言もおぞましかった。自粛が叫ばれている中こんな男と不要不急の外出をしたがために感染したら悔やんでも悔やみきれない。後から知ったのだがそのショッピングモールから感染者が出ていた。

またおじさん構文男はここでの会話の中でも私の地雷をいくつか踏み抜いた。こいつは私を尊重しない、こいつと結婚しても幸せにはなれないとぼんやり思った。にも関わらずまだ切れなかった。

3回目は酷かった。道に迷ったのに何もしないのだ。仕方なく私が携帯の地図アプリを開いて確認したが地図も読めないのか画面を覗き込むこともせず「そうなんじゃないですかあ」……。そして私が何を話しても自分の得意分野の話にすり替える。そしてまたもやショッピングモールからのフードコート。私を待たせているのに行列の店に並ぶ根性。「そこすっごく混んでいましたね」と嫌味を言うと「肉が食べたかったんですう」。

私生活が取り込んでいたのもありもう会いたくなかったので緊急事態宣言を理由に会うことを拒んでいた。ただ私は恐ろしく頭が悪いのでつい私生活絡みで愚痴をこぼしてしまいそれに付け入れられた。「電話しよう話せば楽になるかもしれない」。こいつに話して楽になるはずが無かった。電話したくなかったのだが自分が悪いと思い電話に応じたら案の定時間の無駄だった。わざわざ電話をする意味のないような月並みな意見。聞いてないのに自分語り。挙げ句の果てには悩んでいる私を嘲笑する始末。あほらしくなったので電話を切ってしまった。

1週間後、電話について今更謝罪してきた。関係ないこと話してしまいましたと。そしてやっぱり会った方がいいから会おうと(苦笑)。「いやもういいです」と返すと急にふてくされ(さっきの謝罪は心からのもので無いと私に一瞬で悟らせる)、「今後の交際についてどうお考えですか?」。えっ私たちって交際してたんだ……。

その後も何度か緊急事態宣言を理由に会うのを拒み、ついに切った。すると理由も聞かずに「わかりました」。つまり、あんなにウザくてしつこかったけど私への執着は0だったのだ。ドライだなあと思っていた。私のことを考えているふうに見せて実はどうでもよく、年下でバカに出来て稼いできて*2自分の邪魔をしない都合のいい女が手には入ったらイイナと思っていただけなのだろうと確信した。もちろん食い下がられたら大いに困るのですんなりいってよかったが。

 

私は好きな男の顔はガンガン見てしまうタイプなのだが(きもい)、上の3人は顔も見れなかった。それほど生理的に無理だったのだ。そんなのと生活なんて無理だ。上述した内容でこんなに文句を垂れているようでは誰とも暮らせない。貧しくとも惨めでも後ろ指を指されようとも、私は1人で生きていく方がまだ向いていると結論づいた。そもそも生きることに向いていないけれど。

 

 

 

 

*1:しかもそのリサイタルは婚活イベントの主催者が経営している店で行われた。主催者のおっさんに言われるがままなのだろうか

*2:私が働き続けることは大前提で話をしていた。別に専業希望じゃないけどこっちは何も言ってない。