alone in the night

In the dark, in the quiet.

隠蔽工作

先週水曜日にDNA抽出をした。ある真菌のDNAを22サンプル。

1サンプル失敗してしまった。捨ててはいけない上澄み液を捨ててしまったのだ。

なので1サンプル作り直す必要があった。

そこで私は誰もいない土曜日にこっそり作り直すことにした。そしてこのことは誰にも言わなかった。

誰もいない日に、自分の失敗のために出るのは憂鬱だった。金曜日は暴食してしまった。

当日土曜日、抽出作業自体は1サンプルだけであるためすぐ(といっても1時間)に終わった。

 

だが。作り終えて保存しようと冷蔵庫を開けたら水曜日に作ったはずの22サンプルが無くなっていた。持っていかれたのだ。

私の計画では保存しておいたサンプルから失敗したものを作り直したものにこっそり入れ替えるつもりだった。だがそれができなくなってしまった。

仕方ないのでほかの人のサンプルと一緒に保存した。

 

失敗したことを報告すればよかったのだ。

それをしなかったのがよくなかった。何とかなると思わないことだ。失敗したらすぐ報告、こんなの社会人の基礎だ。

 

ここ数日、同じことを注意されたり、何をするにも要領が悪かったりしている。社会人に向いていないと思った。働きたくないし学校にも行きたくない。