alone in the night

In the dark, in the quiet.

この一年

今年の冬、職さがしにハローワークへたびたび行っていた。どこへ行っても祈られてばかりで、受かったのは「うちは残業代がでません!」と堂々と言い放った会社くらいであった。

隣の市にハロワがあったが、自転車でいける出張所が私の住む市の駅前にあったので相談しにいってみるとそこに唯一いた相談員があまりにも酷すぎた。

 

  • 以前の指導内容通りに自己PRや志望動機を書いてきたら全然ダメだと言い放ち真逆の内容を指導し始める(これは最悪)
  • その上で面接が採用の90%を左右するからと結局自分に責任はないかのようなクソ発言。面接が90%ならお前のそのクソ指導はなんなんだろう

 

  • 応募要件に経験者とある企業ばかりで求人がないというと求人のせいにするなといいだし遠い職場も応募しろといいだし(毎日通勤することを考えていない…)要件が経験者な企業はまずあなたに仕事を教えている暇が無いが死ぬ気でしがみつくつもりならできるだろうとの無責任大放言
  • (そもそもそんな会社面接段階で経験無いからって落とされるだろうし応募するだけ労力の無駄では)

 

  • 基本的に人の話を聞かない(経験を積むためにまずは非正規と言う手もありだろうかと聞いたのに切られ無さそうな契約社員はどう?と…切られ無さそうな会社をどう見分けるのだろうか。)

 

  • やたらと「あなたもう新卒じゃないんだから甘えないで」と言う(どこが甘えているように見えたのか分からないが、未経験の職種を希望していたので応募要件経験者の企業には応募しても無駄だろうにそれがだめだったのか…?)

 

  • 最後に印刷した求人票を出して応募を希望すると、なんとその企業はもう採用が決定していて募集は終わっていた。悪びれるどころかなぜか条件も良いしすぐ採用者を決める良い会社だとその会社を褒めてただの紙ゴミと化した求人票を何故か持って帰るようにいい私を追い出した

  (勿論捨てて帰りました)

 

当然二度と出張所には行かなかった。電車つかって隣の市のハロワまで通った。隣の市の相談員はみなまともで助かった。

 

 

丁度このころ名古屋でお気に入りのホストを巡ったトラブルによる殺人事件が報道されていて、犯人の30代風俗嬢の女はイタイ自撮りの地味女だった。この年でこの顔で風俗やってて、バカみたいな動機で殺人して捕まるなんて。

 

でもこの人はたとえホストに貢ぐためとはいえ風俗で働いていて、一方私は知識も経験もなあんにもない空っぽで使い物にならない、正規で働ける器じゃ無いのに年金や保険料を払いたくなくて、派遣や契約だと切られてしまうかもという恐怖で(どうせ長続きしないのに)、あとくだらないプライドで(なぜ私が…という、空っぽの無能のくせにプライドだけが肥大する)正規にこだわってハローワークのクソババアに馬鹿にされる。

あの風俗嬢の方が働いているだけ、クソなプライドを持たずに割り切って働いているだけよっぽどマシだと思うと、それでも昼はスーパーかどこかでパート夜はそれこそ風俗嬢でもして日銭を稼ぐことすらせずだらだら求職を続けた。

 

そして行き着いた先では、理系学部出身というだけで全くお門違いな高度な専門職にぶちこまれた。

社風が悪い意味で古く、誰も逆らえないワンマン社長、上司はただのクソ、そりゃ人材不足もうなずける、ブラック企業に就職してしまいましたとさ。

 

それでも再来年の春まではつづけたい。何故ならクソ上司は来年いっぱいで定年で、そいつに「辞めます」とは言いたくないからだ。結婚が決まったら別だけど、そんなにうまくはいかないだろう。

 

book:海の光のクレア

ハイチが舞台の小説を読むのは初めてだった。作者がハイチ系アメリカ人とのこと。

2部構成で、1部ごとに4章の短編が入っていて、町の人々の群像劇が描かれている。タイトルは主人公クレア・リミエ・ランメ・フォースティンの名前で、ハイチクレオール語でリミエは光、ランメは海を意味する。

両親ともに海好きで、出産で亡くなったクレアの母親(名前は同じくクレア)が生まれてくる子が女の子なら海の光のクレア、男の子だったら海の光のノジアスという名前にしようと言ったために付けられた。キラキラネームにならないのか勝手に心配。

 

よりよい生活を求め出稼ぎに行く故に娘を養子にやらねばならないシングルファザー・ノジアスや、ノジアスをはじめとする文字の読み書きも出来ない人々に私は半世紀ほど前の物語だと勘違いしていたが本作品は現代ハイチの田舎を舞台にしており、後進国の現実を小説を通して思い知った。

 

小学校に通う7歳のクレアは父ノジアスが出稼ぎに行くため夫と子を亡くした裕福なマダム・ガエルの養子になることが決まったが荷物を取りに行ったきり行方が分からなくなってしまう話。やっぱり戻らなきゃ!というところで物語は終わる。

クレアが主人公らしいのだが一切出てこない章もある。

 

以下散文

  • マダム・ガエルが死んだ蛙を食べたシーンはただ気持ち悪かった。

 

  • やっても居ない殺人で捕まり釈放されたら射殺されるバーナードが不憫でならない。復讐したいのはわかるがちゃんと調査してからにしようねマダム。

 

  • クレアが生まれる3年前に亡くなるバーナードの話は町の貧しさや治安の悪さを描写するために挿入されたのだろうか。このほかにも町の治安の悪さは所々描写されていた。

 

  • ローエンを殺害したのは焼き殺された2人かな。金目当ての犯行だったのだろうか。

 

  • アーディン校校長父子がとにかくクズで見ていられなかった。第2部『ディ・ムエン、私に話して』でルイーズにいてこまされるけど正直あれじゃあ足りない。その後の描写も無いし。もっとやれルイーズ。

 

  • 他人を使って誰かをいてこませるシニアはクソすぎる。下半身も無節操だし嫌な権力者だし。アンリは他の生徒の勉学の妨害になるからさっさと放校処分にしろよ。母親もただのモンペで、生徒に手を出したのはいけなかったけどもルイーズが気の毒だった。この親にしてこの子あり。

 

  • ジュニアは教育の敗北か?フローレが成功していて良かった。

 

  • 経血が口から出るってあり得るの?

 

  • クレアがなんとなく戻りたくなくて、逃亡者としてのあり得ない生活を妄想するのはわかる。ノジアスはたまに戻ってくるだろうし、お金が貯まればまた2人で暮らせるかもしれないよね。

 

book:恋と夏

久しぶりに小説を読んだ。

1回読んだだけで分かる本なんて無いのでこの本も完全に物語を理解したわけでは無く、2人が何故相手に惹かれたのか今ひとつ分からなかったが、とりあえずエリーが駆け落ちするなどということが無くて良かった。現実的に収まってよかった。でもフロリアンとはヤったよね。

オープン・レンは変で少し厄介な老人、ミス・コナルティーは少し可哀想な婦人だった。不倫に堕ちなければ婚期を逃すことも無かったのかな。お嬢様とはいえ19世紀アイルランドで未婚女性はどのような立場だったのだろう。ディラハンやミス・コナルティーの弟にはこれといった印象は無く、そのほかの登場人物は正直判別がつかない人も居る。

 

また他の小説も借りよう。

 

 

活動的な休日

昨日(24日土曜日)は朝から市民体育館で筋トレをした。先週は混雑しており満足に器具を使用できなかったが、昨日は空いており沢山使えた。ただ体育館に行った日の午後は必ず体力の消耗のため寝込んでしまう。

 

今日(25日日曜日)は久しぶりにお気に入りのスカートを穿いて朝からインテックス大阪へ行った。コミケに入場料が取られることを知らなくて少し唖然とした。1300円也。

こんな人がこういう二次創作しているんだと思うと「…」となった。ネット上だとわかりにくいものだけど。いろいろな人が居たがアニメ画がプリントされたプリーツスカートを穿いている人には個人的には驚いた(というか、まあ)。

 

インテックス大阪をあとにして日本橋黒門市場へ向かった。天丼屋が小遣い稼ぎでやっているチーズドッグは衣が分厚すぎる上チーズがあまり伸びなくて今ひとつだった。チーズドッグが食べたいのなら鶴橋まで足を運べということだろう。

おにぎらず、タピオカ抹茶ラテ、牛串カツも食べてお腹がいっぱいになった。

 

帰宅後は久しぶりに車を運転して遠くのショッピングモールへ行った。カルディには全粒粉やタロイモのパンケーキミックスがあり買おうかと思ったが、昼間散財した上にこういう出費が人を貧乏にしていくのかと思うと買うのをためらってしまい買わなかった。GUで下着を買った。帰り道を間違えてしまったが高級住宅街に迷い込めたので良しとした。帰りは雨が降っていて視界が悪かった。

チーズ大好き

チーズドッグが食べたくなって、帰りに寄り道した露店で買って近くの道ばたで食べていたら、目の前を通り過ぎたカップルの男性がSuicaを落としたから拾ってチーズドッグ持ちながら声をかけて渡したらサンキューサンキュー言われた。

アジア顔だったけど外国人観光客だったのだろうな

いいことして気分が少し良くなった。

懐古

3年振りに昔行った中華料理店に足を運んだ。狭い店は客でいっぱいだった。

店主の息子と思しき中年男性は3年前と変わらずロン毛で、店主の女性はすこし老け込んでいた。

チャーハンの味は変わっていなかった。

昔は1人で来店した上に人も居なかったから構ってくれたことを思い出した。さすがに3年前2回来ただけの客など覚えていないだろうけれど。

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