alone in the night

In the dark, in the quiet.

あんちなたりずむ

最近、反出生主義なる思想に少し関心を抱いている。それらを標榜する人々は、出産(する・させる)行為は生きる意志も確認しないまま命をこの世という監獄に送り込むひどい行為であると言っている。あと本思想との直接的な関係はないかもしれないけど、安楽死の合法化を訴えている人が多い。死ぬ際の苦しみや失敗した時のリスクが怖いから自殺は出来ないけど生きているのもつらい人。中には優生思想とはき違えている残念な人もいる。うるさいガキはダメで行儀のいい子どもは良い、というのは反出生主義の考え方ではない。

この主義の全てに同意は出来ないし、標榜している人たちの中にも実はただ単に自分が今生きているのがつらくて楽に死にたいだけな人も多いと思う。

そして、私は、少なくとも実子を持ちたいとは思わない。

 

なぜならこんなにグズな女の血を引く子供なんてかわいそうでしかないから。それもあってどこかで、全ての実子を持つ人たちには、あなた方はさぞかし自分に自信があるんでしょうね、とは思う。私は子どもがかわいそうで自分の遺伝子を次代に残そうだなんて恐ろしいこと考えられないから。

 

さらに私は常に生きてるのではなく死んでいないだけだという意識を持っている。死ねないから今ここに在るだけ。全く消極的な理由。死ねるのなら死んでいる。