alone in the night

In the dark, in the quiet.

book

中身のない漫画にツッコミをする虚無仕草

dusktwilight.hatenadiary.com 風俗嬢グルメ漫画が最終回を迎えていた。 無料なので暇つぶしに読んでいただけだが以下や話ツッコミ集。 あおいさん(21)、しかもサザエさん時空でもなく作中で月日が経過しているので最終回時点では(22)の可能性もあるのだ…

中身もない漫画を結局毎回読んでいる!

以前ネットでプチ炎上したソープ嬢グルメ漫画、無料なこともありなんだかんだで暇つぶしに毎回読んでいる。 No. 1ソープ嬢の主人公とあまり売れない先輩ソープ嬢が謎に仲良くなって、それとは別に東京で食べ歩いていたら仲良くなったソープ関係ない女の子と…

追記の追記 待てができない航くん

dusktwilight.hatenadiary.com dusktwilight.hatenadiary.com 最終7話を読んだ。エロシーンがなさそうな上にリカコとその彼氏が、伊織と一悶着ある航に振り回されるみたいなので6話は未読。(都合の)いい人にされるようなので読まない。 正直航がいつまでも…

追記 待てができない航くん5話

dusktwilight.hatenadiary.com 5話を買った。 ハンバーガー食べた口でキスしたら蛙化現象にならない?(漫画の表現にマジレス) 航が伊織との関係を秘密にできているのは意外だった。どこかでうっかり漏らしてしまってそうだったから。女のもとを渡り歩いた…

comic:待てが出来ない航くん

普段漫画を買うことはないのだが、絵が綺麗な上にキャラクタービジュアルと性格設定がストライクだったので我慢できずに購入。 全6話(多分)中4話まで購入したため4話までの感想。 5話以降は買おうか悩んでいるが、5、6話試し読み部分から察するにおそらく…

book:悪貨

冒頭のホームレス・里中は、何も自殺しなくとも普通に福祉の手を借りれなかったのだろうか。大損失を被ったであろうガソリンスタンドとベンツの持ち主かわいそう。 静岡の農家・金森も福祉の手を借りれなかったのだろうか。勿論そのような余裕が国や自治体に…

book:処刑の丘

舞台は100年前のフィンランド。過去の内紛も関係する思想の違いによる殺人事件の話。動機にはクビにされた腹いせも含む。 歴史を知らないとちんぷんかんぷんなのかと思いきや全くそんなことなかった。途中で読むのを諦めてしまう本も多い中、本作はかなり読…

book:ある夜、クラブで

元ジャズピアニストが、偶然訪れたバーで女性と知り合い恋に落ちる話。正直気持ち悪く合わなかった。 バーでバンドが使っていたピアノを、休憩時間に勝手に弾き初めて夢中になり、帰りの電車に乗り損なったので妻に迷惑をかける。この時点で主人公の株がスト…

book: ベニスに死す

ミッドサマーが話題になっていた頃、ベニスに死すで美少年役を演じた俳優が出演していると話題になったことで本作を知った。フィルムに閉じ込められた美少年は確かにとても美しかった。8月に読んだ『香水』同様有名作品の原作を読み話を知っておく目的で本作…

book: はるかなる岸辺

5章に分かれている長い小説だった。頻繁に場面が変わるので注意して読まないと訳が分からなくなった。1行空いたと思ったらその先は回想の続きが始まっていたり。ろくでもない人物が脇にわらわらいた。 Ⅰ 舞台はイングランドの田舎。教職を早期退職し1人で暮…

book: 揺らぐ街

あらすじを書いていなかったがジャケ買いならぬジャケ借りをした。夜の東京の夜景、東京タワーが煌々と輝いている写真にいうほど惹かれたわけではないけど。同時に借りた海外小説の表紙絵の方がキレイ。 まずタイトル。(地震で)揺らぐ街だった。それ以外に…

book: おやすみの歌が消えて

原題は「ONLY CHILD」。2年前に刊行された長編小説。小学校での銃撃事件で息子アンディを喪った母メリッサは、現場で射殺された犯人の両親を責め続け訴えようとする。アンディの弟であり語り手、主人公であるザックは小学校へなかなか登校できずにいて、アン…

book: 何もかも憂鬱な夜に

日本人作家の小説はあまり好きではなく、まず読まないのだが、又吉の「第二図書係補佐」で紹介されていたのを思い出して読むことにした。 ちなみに「香水」も図書係補佐きっかけで知った。 dusktwilight.hatenadiary.com 読む前は死刑制度に切り込む話かと思…

book:香水 ある人殺しの物語

1985年に発表された本作はベストセラーということなのでとりあえず読んでみたが、正直私には合わなかった。匂いがどうの香水の調合がどうのという至る所に登場する主要な描写がつまらなく感じてしまったし、それ故多分理解してない箇所も多いだろう。娘殺し…

book:トガニ 幼き瞳の告発

久しぶりに図書館へ赴き本を借りた。感染拡大対策なのかバーコードの付いた貸出券をスキャンしないと入館できない仕様になっていた。もし図書館から感染者が出たら検査しないといけないのかな。嫌だな。 (以下ネタバレ) 実際に発生した事件を元にした小説…

book:見てごらん道化師を!

ナボコフ最後の長編の自伝的小説。小説の主人公はナボコフそのものではないが執筆した作品名がナボコフの作品をもじっている。 訳者の名字?が2つあるのは何故だろう。メドロック氏と結婚してメドロック性になったが旧姓も使用しているのかな。こういうこと…

book:海の光のクレア

ハイチが舞台の小説を読むのは初めてだった。作者がハイチ系アメリカ人とのこと。 2部構成で、1部ごとに4章の短編が入っていて、町の人々の群像劇が描かれている。タイトルは主人公クレア・リミエ・ランメ・フォースティンの名前で、ハイチクレオール語でリ…

book:恋と夏

久しぶりに小説を読んだ。 1回読んだだけで分かる本なんて無いのでこの本も完全に物語を理解したわけでは無く、2人が何故相手に惹かれたのか今ひとつ分からなかったが、とりあえずエリーが駆け落ちするなどということが無くて良かった。現実的に収まってよか…

book:マクダ

『ロリータ』の原型となった作品。中年男が若い女に惹かれ、身を滅ぼす点では似ているが、本作は単なるだめな中年男の愚かな浮気話という感じで、『ロリータ』のような狂気がなかった。以前読んだ『ロリータ』や『アーダ』に比べたらわかりやすい内容だった…

book:アーダ

読解力もないのにこんな本に挑戦してしまった。案の定長い上難解すぎてよくわからなかった。でも読んだ事実を残すために駄ブログを書く。よくわからなかったなりの感想なので間違っている点が多々あると思われる(でもネットに載せちゃう厚顔無恥さ)。自分…

book:カフェの女主人

フランスの小説を日本語訳したもの。 村で夫とカフェ経営をしてる四十路女の元に、ある小説家から10万フランでやらせてくれという手紙が届き、その小説家に振り回されるのだがその手紙とそれに騒いだ友人たちがきっかけでTV局に村とカフェを取材してもらって…

book:ロリータ

精緻極まるパズルのような名作と言われても、読解力が無いからものすごい俗な感想しか浮かばない。わからない点もあるし勘違いしてる点も多々あるだろう。にも関わらずネットに名作の感想をあげる浅はかさ。 ただ官能小説扱いをするのは間違っているので未読…

book:パリ、娼婦の館

タイトルの通り、パリの娼館や娼婦たちについて書かれた本。男の精液は抑制されずに排出されるからいわば汚水やゴミ、その処理をする娼婦は下水道や汚物処理場...これが無ければ社会の秩序が乱れる、必要悪というか必需品のような言い方をしていて腑に落ちて…

book:東電OL事件 DNAが暴いた闇

東電OL事件と聞けば被害者について描写された作品が多い。私にとって事件は彼女の存在が世間に明るみになるきっかけに過ぎなかった。容疑者には一切興味がなく、彼女や彼女のような社会的に地位を持っていながら体を売る女性たちに興味を示していた。なんで…

book:ゆれる死刑

主要先進国の中で死刑を存置しているアメリカと日本の死刑制度の違い、被害者遺族や元受刑者、元検事などへの取材などからまとめられた本である。 本の内容は死刑廃止側に傾いているようにみえた。 アメリカでは死刑は執行1ヶ月前に死刑囚に告知され、執行現…

book:私の体がワイセツ?! 女のそこだけなぜタブー

クラウドファンディングのリターンのために、自身の女性器をかたどった3Dデータを頒布したとして「わいせつ電磁的記録記録媒体頒布罪」で逮捕されたアーティストの留置所生活と半生を綴った本。 著者の作品は訴えたいことはわかるけど美しくないしあまり好き…

book:ジョルジュ・スーラ

スーラの生涯を作品を軸に追う本だった。この作品のできた背景はとか。 恥ずかしながらスーラの作品は『グランド・ジャット島の日曜日の午後』しか知らなかった。さらに恥ずかしいことにそれだけの一発屋だと思っていた。失礼すぎる。 『アニエールの水浴』…

book:処刑の科学

20年以上前の古い本だった。アメリカを中心に世界の処刑の歴史や事例が書かれていた。このような本を書くほどなのでもちろん著者は死刑制度賛成のようで、死刑制度反対という人は犯罪被害者を軽視しておりそれらの見解は知的自己満足を超えないなどと書いて…

book:「合理的思考」の教科書

確たる証拠がないのに思い込んでしまう私にとっては薬になるような本だった。医師が書いていることもあり医学や対患者でのケースがよく書かれていた。 イメージだけで判断しない。わかったつもりにならない。(あの人はゆとり世代だから仕事ができないなど。…

book:自分のためのエコロジー

自分が快適になるような選択でもってエコな暮らしをしよう、と推奨している本だった。 座布団とその上に置いた鉄製の置物。何も細工をしていない状態では、どちらの温度も同じ。だが触ってみた時の体感温度は異なる。鉄製の置物の方が冷たい。なぜか。布より…